目次
私は元々デザイナーですが、最近ではPM、ディレクターと職域を広げております。
自ら折衝をし見積もりを出し、納品まで持っていきます。
Web制作においてディレクターほど職務範囲が広い仕事は中々ありません。
ヒトを動かす仕事なので、ディレクタースキルが高めておくと将来制作会社として独立したい方には有利になります。
今回は、ディレクター第一歩としてwebの受託開発を行う際にクライアントに聞くべき事を紹介して行こうと思います。(デザイナー目線多めです)
まずはじめにwebディレクターとは?
Webディレクターとは、Web業界においてプロジェクトを監督・指揮・管理する人を指します。 WebプログラマーやWebデザイナーなどのWeb制作に関わるスタッフ達をまとめ、クライアントの要望にかなったWebコンテンツを作り上げることが、Webディレクターに求められる役割です。
引用
https://www.internetacademy.jp/it/management/direction.html
つまりはプロジェクトに責任を持ち遂行していき、しっかりと納品できる人と解釈できるかと思います。
そこでプロジェクトの入り口としてまずはクライント要望を聞かなくてはなりません。
では早速。
ターゲットは?
ターゲットとなる人の
- 職業
- 業界
- 年齢
- 情報収集していそうな媒体(テレビ、雑誌、インターネットならそれぞれのメディア名も)
- 情報収集時の端末(PC、スマートフォン、タブレットどれが主になるか)
コーポレートサイトのリニューアルなどの案件ではここまで明確にする事はありませんが何かのWEBサービスを作る場合はこれにプラスしてペルソナ像を作成する事でプロジェクトメンバーの共通認識ができるので、良いでしょう。
情報収集時の端末などを聞く理由としてはクライアントにはPCサイトの改修を依頼されたが実際ユーザーがメインに使っている端末はスマホだったりします。またよくあるのはクライアントはアプリをとにかく作りたい!と言っているが機能的にスマホサイトで十分な時が多々あります。
複数端末に備えデザインを作るのはいいが実際に狙っているユーザーが違う端末をメインに使っている傾向だと本末転倒なので、この辺りはしっかりと確認しておく事、自分で調べる事が大事です、
ペルソナの例(普段は不要)
写真や素材の提供はあるか?
ない場合はこちらで用意しないといけないのか?
またその場合、フリー素材でも良いのか?有料なのか?
確認しておきましょう。
ブランドとしてのコンセプトカラーなどはありますか?
もしある場合は色コードを教えてもらうと良いです。
参考サイトは?
参考サイトがある場合はURLを教えてもらいましょう。
またどこが気に入っているかも聞いておくと良いでしょう。
納品フローは?
ここは結構重要な部分です。
ソースコードをZIPして納品すれば良いのか?それともサーバー乗せてリリースまでこちらで対応するのか?などはしっかり聞いておきエンジニアと連携をとると良いでしょう。
納期は?
これは書かなくても聞くかなと思いますが念の為。
改修の目的
改修の目的はなんなのか?を聞きましょう。CV率などであればデザインが原因ではない可能性があります。seoなのか?マーケの施策なのか?その辺りを「なぜ?」を5回くらい使ってクライアントにヒアリングしましょう。もしかしたらデザインやweb改修する必要がない場合もあります。
まとめ
以上web受託開発の際にクライアントにヒアリングすべき重要な項目まとめでした。
弊社もweb受託開発、アプリ(ios,Android)開発、UXデザインなどの事業を展開しております。
何かお困りな事がございましたら、是非下記の問い合わせフォームよりご連絡ください。
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